ひっそりと更新するクーシーのブログ

主にポケモンたまに他のことについて

【最高最終2008】乱離骨灰リザハッサム積みリレー【USUMS15】

初めましての方は初めまして,そうでない方はお久しぶりです,クーシーと申します.

今回はポケモンシングルレートS15で,久しぶりにレート2000を達成したので,使用した構築を紹介しようと思います.

 

f:id:CuSith:20190618221644j:image

 

今回使用したパーティがこちらになります.

f:id:CuSith:20190618120846p:plain



 

目次

 

 

構築経緯

まず,メガハッサムが使いたいと思い,メガハッサムで3タテできるパーティにするため,電光石火を採用し,ステロ展開の積み構築を組むことにした.ステロを撒くための展開要員として,霊獣ランドを採用し,ハッサムでは辛い鋼絡みのサイクルや受けループに対する解答としてメガリザXを採用した.また,あくび展開の阻害+ポリ2等への崩し要員として瞑想デンキZコケコを採用した.ここまででヒードランが非常に重いので,水枠としてねばねばネットとメガリザXの相性がいいオニシズクモを採用した.最後に,ゴーストZミミッキュを入れてパーティの原型が完成した.

このパーティで,メインサブ共に19XXまで行ったのだが,最終日の1週間ほど前に大きくレートを溶かしてしまった.ヒードランに対してオニシズクモを後出しした際に,相手のボーマンダバックで舞われて試合終了という展開が多かったので,オニシズクモスイクンに変更した.また,ミミッキュを全く使いこなせていなかったので,こちらもボーマンダに強めなアーゴヨンと交代してパーティが完成した.

 

 

個別紹介

メガハッサムハッサムナイト

f:id:CuSith:20190618122959g:plain

 

特性:テクニシャン→テクニシャン

性格:意地っ張り

努力値:H236 A156 B52 D108 S12

実数値(メガ前):175-187-127-×-107-87

実数値(メガ後):175-209-167-×-127-97

技構成:バレットパンチ/電光石火/ぶん回す/剣の舞

 

調整

H:16n-1

A:11n,A+2ぶん回すでH252ギルガルドが確1,A+2電光石火でH196B132ウルガモスがステロ込み確1

B:特化霊獣ランドロス地震確3

D:特化カプ・テテフのめざ炎確定耐え

特化ギルガルドのシャドボZ意識

S:余り

 

構築の軸であり,抜きエース.電光石火を採用することによりステロを撒いた状況で相手の炎水電気で止まりづらくなる点が強みである.また,Z持ちのギルガルドを確定で落とすために,はたき落とすではなくぶん回すを採用した.泥棒ではなくぶん回すな理由は,ハッサムは人のものを盗まないし,エフェクトがかっこいいから.

通常,電光石火を採用したハッサムはA極振りが多いが,Aに極振りしてもステロ込みで鬼羽リザXが落ちなかったり,ゲッコウガが不利な乱数だったりするため,耐久に振ることで安定感を優先した.ランド対面で2舞できたり,多少削れてても舞っていけるので正解だったと思う.

ガルド対面では,相手視点羽休めを考慮するとキンシは打ちづらいと考え,躊躇せず攻撃した.

ラスイチハッサムで3タテする瞬間がこの構築を使用していて最も気持ちいい.

 

 

リザードンリザードナイトX

f:id:CuSith:20190618125040g:plain

特性:猛火→硬い爪

性格:意地っ張り

努力値:A252 D4 S252

実数値(メガ前):153-149-98-×-106-152

実数値(メガ後):153-200-131-×-106-152

技構成:フレアドライブ/逆鱗/ニトロチャージ/剣の舞

 

調整

A:極振り

D:余り

S:極振り

 

2体目のメガ枠.主にハッサムでは対処しづらい鋼絡みのサイクルを崩すために採用した.

テテフやヒードラン入りの構築,受けループ等に対しては主にこちらを選出した.崩し枠としては優秀だったが,反動などでガンガン削れていくので,扱いが難しかった.カバやランド,レヒレを見ると選出したくなくなる.リザードンが選出画面にいると,カバやランドはほぼ確実に選出され,ものすごい勢いでステロが撒かれる.

ハッサムできつい鋼入りのサイクルを崩すと言っているが,ヒードランに勝てない点がこの構築の最大の欠点だと思う.地震を採用しようとも思ったが,汎用性を考えると踏ん切りがつかなかった.裏のメガ枠という関係上,多少汎用性を捨ててもピンポイントなメタを張るべきだったかもしれない.

準速なせいでテテフに抜かれることもあったが,最も重要な受け崩しという役割を考えると,意地っ張りは譲れない.

 

 

アーゴヨン@ドラゴンZ

f:id:CuSith:20190618131441g:plain

 

特性:ビーストブースト

性格:臆病

努力値:H4 B4 C236 D12 S252

実数値:149-×-94-177-95-190

技構成:龍星群/ヘドロウェーブ/大文字/身代わり

 

調整

H:奇数

BD:DL調整

C:余り

S:極振り

 

1900から1700まで溶かした際,ボーマンダが重すぎたため,ミミッキュの代わりに採用した.アゴハッサムという並びは有名なだけあり,ハッサムとの相性補完は優秀だった.リザと選出して,ヒードランを役割集中で突破する(せざるを得ない)こともあった.

崩し枠はリザXやコケコで十分であると感じたため,悪巧みではなく身代わりを採用した.身代わり採用のアーゴヨンは毒Z持ちが多いが,火力を出したかったためドラゴンZを持たせることにした.身代わりを使用することで,相手のフェアリー投げに対処でき,安心してZ龍星群を撃つことができたので,ドラゴンZもありだと思う.

技の命中不安から下振れ要素しかないという明確な弱点があるが,2000チャレで大活躍したし信用はしてる.

 

 

カプ・コケコ@デンキZ

f:id:CuSith:20190618132030g:plain

特性:エレキメイカ

性格:臆病

努力値:H28 B4 C132 D92 S252

実数値:149-×-106-132-107-200

技構成:10万ボルト/めざめるパワー(氷)/瞑想/とんぼがえり

 

調整

H:奇数

B:無ぶりグライ地震確定耐え

C:余り

D:DL対策

S:極振り

 

 

あくび展開やキノガッサなどへの対策として採用した.最初は半回復実を持たせていたが,火力がしょっぱかったためデンキZに変更した.それに伴い,技も身代わりをとんぼがえりに変更した.相手の低火力ポケモン相手に瞑想を積むことで,持ち前の素早さからデンキZで広い範囲に崩しを行える点が強かった.ハッサムで積んでいくために,EFを展開してカバルドンやスカーフのわかっているランドに特攻させられた不遇な存在でもあった.

 

 

霊獣ランドロス@気合の襷

f:id:CuSith:20180313151932g:plain

特性:威嚇

性格:陽気

努力値:H4 A252 S252

実数値:165-197-110-×-100-157

技構成:地震/はたき落とす/大爆発/ステルスロック

 

調整

H:余り

AS:極振り

 

積み構築を組むにあたり,起点作り要因として採用した.岩石封じの代わりにはたき落とすを採用することで,カバルドンカビゴン,ポリゴン2等に対して後続が有利に動けるようになるメリットがある.

基本的にはステロを最優先で撒いていたが,このパーティはスカーフテテフが非常に重くこちらより速いテテフと初手対面した際は,はたき落とすから入ることにしていた.また,ステロ後の大爆発はとても読まれやく,ゴーストを後出しされるので,捨てるタイミングを見極めることが重要だと感じた.

 

 

スイクン@食べ残し

f:id:CuSith:20190618133043g:plain

 

特性:プレッシャー

性格:図太い

努力値:H252 B196 S60

実数値:207-×-176-110-135-113

技構成:熱湯/凍える風/瞑想/身代わり

 

調整

H:極振り

B:11n

S:S-1ガブリアス抜き

 

1900から1700まで溶かした際,ボーマンダが重すぎたため,オニシズクモの代わりに採用した.調整は6世代で使用していたものを流用した.

ゲッコウガヒードラン入り,受けループに対して主に選出していた.ゲッコウガにステロを2回入れることで,ハッサムのA+2電光石火でほぼ縛れるようになる,

低速低火力を起点に瞑想を積んでいく動きが強かったが,スイクン自身も起点になりやすいので,特にレヒレ等には注意が必要.ごまかし性能が高いが故に過労死しやすく,明確な役割を考えて選出しないと,気づいたら落とされていることが多かった.

 

 

選出と立ち回り 

基本選出

理想

f:id:CuSith:20190618213620p:plainf:id:CuSith:20190618213659p:plainorf:id:CuSith:20190618213625p:plainf:id:CuSith:20190618213650p:plainorf:id:CuSith:20190618213708p:plain

この並びが,本来やりたかったことのできる並びで,一番パワーが出せると思う.

 

現実

f:id:CuSith:20190618213620p:plainf:id:CuSith:20190618213645p:plainf:id:CuSith:20190618213659p:plain)or(f:id:CuSith:20190618213620p:plainf:id:CuSith:20190618213645p:plainf:id:CuSith:20190618213625p:plain)から2匹+f:id:CuSith:20190618213650p:plainorf:id:CuSith:20190618213708p:plain

 

例外はたくさんありますが,メジャーな構築に対する選出と立ち回りを簡単にまとめました.

 

対カバマンダガルド

f:id:CuSith:20190618213620p:plainf:id:CuSith:20190618213659p:plainorf:id:CuSith:20190618213625p:plainf:id:CuSith:20190618213650p:plain

初手カバ→ステロ,はたき,爆発の順で行動し,EFを展開した後ラスイチハッサムで積んでいく.

初手マンダ→ステロ,爆発の順で行動し,積んできた場合はハッサム,そうでない場合はアゴかコケコで対処する.

初手ガルド→基本的に初手Zシャドボを打ってくるので,ステロor地震から影撃ちに合わせてハッサムバック.ランドが必要ない場合は死に出しハッサム

 

アゴギャラハッサム

f:id:CuSith:20190618213620p:plainf:id:CuSith:20190618213659p:plainorf:id:CuSith:20190618213625p:plainf:id:CuSith:20190618213650p:plain

基本的にメガはギャラが出てくる.ランドでステロ後爆発し,ハッサムで積んでいく.ハッサムに対してギャラのA+1滝登りが半分ちょっとなので,怯まないことを祈って剣舞石火をお見舞いする.

 

対カバリザテテフ

 f:id:CuSith:20190618213620p:plainf:id:CuSith:20190618213659p:plainf:id:CuSith:20190618213708p:plain

初手にテテフが来ることを祈ってランドを合わせる.特性の発動順でS関係を確認し,はたき落とすかステロから入る.初手カバの場合はカバマンダガルドの場合と同じ.

 

対リザグロス

f:id:CuSith:20190618213620p:plainf:id:CuSith:20190618213650p:plain@1

ステロがあればハッサムがどちらのメガにも仕事ができるので,割と対処しやすかった.怯みは知らない.@1はクッションが欲しければスイクン,火力が欲しければアゴかコケコを選出.

 

対ポリクチ

f:id:CuSith:20190618213620p:plainf:id:CuSith:20190618213650p:plainorf:id:CuSith:20190618213645p:plainf:id:CuSith:20190618213659p:plainorf:id:CuSith:20190618213625p:plain

ポリ2から入ってくることが多かったので,初手ランドのはたき落とすで輝石を無効化し,トリルの時間をハッサムスイクンで稼ぐ.

 

対受けループ

f:id:CuSith:20190618213645p:plainf:id:CuSith:20190618213708p:plain@1

スイクンで身代わり瞑想を絡めて適度に荒らした後,頃合いを見てリザXで積んでいく.いかにリザXの負担を減らすかが重要で,リザXで3タテは基本無理だと考えた方がいい.

 

対ヒトムグロスヒレ

f:id:CuSith:20190618213620p:plainf:id:CuSith:20190618213659p:plainf:id:CuSith:20190618213650p:plain

ロトムにステロを2回踏ませハッサムで抜いていくかアゴでブーストしていく.

 

対雨パ

 f:id:CuSith:20190618213659p:plainf:id:CuSith:20190618213645p:plainf:id:CuSith:20190618213650p:plain

初手にアゴを投げ,身代わりやZ龍星群で上手くブーストしていく.たまにいる妖Zコケコがきつかった.

 

重いポケモンやパーティ

ヒードラン

絶対に出てくる.スイクンで流すことはできるが裏のレヒレに起点にされるため厳しい.アゴ+リザXで役割集中するかコケコの瞑想デンキZで飛ばすルートで処理していた.

 

カプ・テテフ

絶対に出てくる.こいつを見たらハッサムは出したくないのにエスパー半減がハッサムしかいない.初手ランドではたき落とすか,アゴでブーストしていくしかない.裏から出されるとスカーフも耐久振りメガネもしんどい.最速スカーフに何度リザXが倒されたかわからない.

 

ガルランド

最後まで正解を見つけられなかった.遅いガルーラは削りつつブーストやニトチャでなんとかなることもあるが,早くて技範囲のある個体は無理.

 

QRパーティ 

QRパーティ公開してるので是非使ってみてください.

3ds.pokemon-gl.com

 

感想

1年4ヶ月ぶりにレート2000を達成できたのでとても嬉しかったです.また,普段はサイクルよりの構築しか使用していなかったので,いつもと違うタイプの構築で満足できる結果が出せたのでよかったです.

結局最後まで対ヒードランの正解を出せなかった点は悔しいですが,メガハッサムで3タテをする爽快感は素晴らしく,使っていて楽しい構築に仕上がったと思います.

 

 

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

質問等は@CuSith_pokeまでお願いします。

 

メイン(TNクーシー)→最高/最終:2008/2008

サブ(TNリーゼロッテ)→最高/最終:1911/1814